ご挨拶

 東海地区で中学受験を志す、主に六年生とその保護者の方を対象にした情報を公開してまいります。

 10年近くの間、受験塾・家庭教師で、集団指導も個別指導もしてきました。塾が生徒や保護者に対して何を考えているのか。この時期に塾が勧めることが本当に必要なことなのか、それとも営業上必要なことなのか。合格する受験生と不合格になる受験生の間にはどのような違いがあるのか。時折見られる逆転合格、逆転不合格はなぜ起こるのか。国語の成績を上げるには何が有効で、何が無駄なのか・・・など、さまざまな正しい受験の知識を身につけることで、第一志望校への合格を勝ち取って欲しいと思います。


 そしてもう1つ。中学受験生に圧倒的に足らないのは志望校の試験に対する準備です。過去問演習はとても大切なことですが、たかだか5回分の入試問題を解いただけで準備万端とはとても言えないはずです。

 過去問を解いてみたご家庭では、普段の塾の模試との違いに驚かれているのではないでしょうか。時間配分や問題の飛ばし方についても、塾は具体的なことをあまり教えてはくれません。十分な準備を積み上げた先にこそ、確実な合格があるのだと思います。

 私が専門とする国語は、どこの中学でも一番最初の試験科目です。ここで失敗すると、他の科目でも実力が出せません。たとえば大問一つ、つまり半分の解答欄が空白で、次の科目も頑張れますか?国語の入試は、精神的に未熟な子供にとっては、簡単に時間配分に失敗してしまう科目です。また、記述問題が空欄になっていることの精神的なダメージ(いわゆる失敗した感)は、他の科目にはないものです。国語が入試のカギを握ると私が考える一番の理由はここにあります。

 それでは、国語の過去問を何度も解けばよいのかというと、それは違います。一度読んでしまった素材文に解いてしまった問題では練習になりません。何度も練習し、入試本番で普段どおりの解き方をするための教材は、残念ながらどこにも無いのです。

 無いなら作るしか無い、ということで、個別指導の傍ら入試問題を研究し、できるだけ本番に近いものをご提供できるようになりました。この地区の難関校とされている南山女子部・東海・滝は、問題を研究すればするほど違いが際立ちます。それぞれの中学の過去問にそっくりの問題で、本番の練習を積み重ねることが合格への近道ではないかと思います。

南山中学女子部・東海中学・滝中学の合格を目指す!

中学受験で合格するために、何が必要なのか。 塾選び、家庭教師、宿題のこなし方、受験直前期の過ごし方など、さまざまな情報を発信するサイトです。