夏期講習が終わり、いよいよ入試直前期に突入する9月~12月になりました。この時期は、通っている塾の模試だけでなく、他の塾でも志望校の模試が行われています。この時期をうまく過ごせるかどうかは、今まで積み重ねてきた努力が報われるかどうかに直結します。
(1)志望校模試について
できるだけ受けましょう。このサイトで目指している南女・東海・滝の模試は名進研と日能研で行われています。特に滝の模試は学校で受けることができるので、入試本番の練習になります。
直前まで受け付けていることも多いので、直接問い合わせてみても良いでしょう。
(2)クラス分けテストについて
この時期になると、テストの結果でクラス分けをしている塾では、下のクラスへ落ちてしまって動揺するということがあります。お子さんの性格によってはあきらめモードになってしまうことも。
志望校はクラスで合格するものではありません。4クラスに分けている校舎でも、一番上のクラスから数名は第一志望に落ちる生徒が出ます。一番下から南女・東海・滝への合格はほぼありえませんが、下から2番めのクラスからは東海・滝の合格が出ます。
子供が落ち込むのは仕方がないですが、親が動揺するとそれに拍車をかけます。そもそも塾の模試の出題傾向と志望校の出題傾向は違うのですから、笑い飛ばして子供を信じる。これしかありません。
(3)過去問について
点数が取れた人、点数が取れなかった人、さまざまだと思います。全く点数が足らないとなりがちなのが東海、余裕かもしれないとなりがちなのが滝です。
経験上、過去問をやってみたけど全然点数が足りなかった・・・という方が最終的に合格することが多いです。点数に一喜一憂せず、むしろ入試問題の分析をしっかりやったほうが良いです。
入試問題の分析とは、出題傾向と難易度です。どの科目がどのくらい難しいのか、どういう順番で出題されるのか、などの志望校ごとの傾向をつかみましょう。
過去問の使い方は結構難しいのでページを改めます。
(4)家庭教師
この時期になって、最後の追い込みとして家庭教師に頼る人がいますが、使い方を間違えないようにしてください。家庭教師の強みは、一対一で長い時間を過ごすことで生徒のことを完全に把握しているところにあります。残り数ヶ月の段階でいきなり依頼しても、生徒の現状を把握するのにかなり時間が必要で打てる手が限られてしまいます。
どうしても使うのであれば、子供の課題をはっきりさせましょう。国語の記述、算数の進行グラフ、など、細かな分野まで指定しないとうまくいきません。
(5)体調管理
まだ神経質にならなければならない時期ではありません。骨折には注意してください。夜更かしは、この時期はしてしまっても良いでしょう。いろいろな課題がたくさんあって時間が足らない時期です。ある程度睡眠時間をへらした分、食事などで栄養バランスを整えてカバーしましょう。
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